iwao's diary

小林巌生のブログ

2013年仕事はじめにあたって

あけましておめでとうございます。

今年こそはブログを書こう、、まぁ、毎度のごとく3日坊主になる可能性大ですが。

気負わずボチボチやってみます。

昨年、2012年は僕にとってはオープンデータの年でした。

僕は2010年にLinked Open Data(LOD)を知り、地元横浜でこれまで取り組んできた地域情報化の分野に応用したいと思い立ち、勉強をしながら同時に実践もしてきました。昨年はそれらを着実に前に進めることができたと思います。

公益財団法人横浜市芸術文化振興財団とのヨコハマ・アート・LODプロジェクトはしっかりプロセスを前に進めており、今年もいくつかの計画を予定しています。個人的にも思い入れの深い芸術文化分野の情報化ですが、横浜に軸足を置きながらこれを深め、そして、この動きを国内外へ広げて行くことにも取り組みたいと考えるようになりました。

LODチャレンジ2012が開催中です。(応募締め切り1/31)
今回で二回目の開催となるLODチャレンジですが、今回も実行委員会として参加しています。11月にカタリストBAで開催した「オープンデータで ツナグ 街づくり / 第6回LODチャレンジデー」では昨年に引き続きワークショップの企画をしました。また、LODをテーマにした講演や講義で度々招いて頂いていた公立はこだて未来大学で「第8回LODチャレンジデー IN はこだて」を開催することができました。さらに、今月1月には横浜でハッカソンの開催を予定しています。

日本国内でもオープンデータは盛り上がりを見せており、各省庁がコンソーシアムや委員会を次々に立ち上げました。僕もオープンデータ流通推進コンソーシアムの委員の末席に連なっておりますが、横浜市も同コンソーシアムや電子行政オープンデータ実務者会議に参加をしており、横浜での具体的なアクションに注目と期待が寄せられています。
そんな流れもあり、12月に横浜でオープンデータを実践するための委員会「横浜オープンデータソリューション発展委員会」を横浜市のオーソライズのもと立ち上げました。 11月にキックオフイベント、今月、設立総会&観光とアートをテーマにしたアイディアミーティング、そして、前述のハッカソンの開催を予定しています。
地方におけるオープンデータのグッドプラクティスとして「横浜モデル」の具現化に向けて動きだしたところです。 

そして、LODの普及を推進する目的でNPOリンクト・オープン・データ・イニシアティブを2012年8月に設立しました。日本においてはオープンデータの技術に関する議論はまだ始まったばかりですが、LODの冠するLinkの意味について、また、LODの目指すウェブの進化の道筋について認識を広めて行きたいと考えています。

あらためて2012年は盛りだくさんでした。
今年は、これらのアクション相互にシナジーを働かせて一つの大きな流れとして行きたいと思います。